Commentary  美術評論家・専門家による講評

2024.6

M.A.D.S. Gallery(バーチャルギャラリー/スペイン・イタリアから全国発信)企画 ‘ SUMMER ART FEST’に参加

 

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 M.A.D.S. ART GALLERY HP            

 

Art Curator_  Lisa Gallettid  (M.A,D,S Art Galley のアートキューレーター)

“In the immense and elusive cosmos of art, “T-Rose” stands as a visual invocation, a marriage of technology and tradition, where the echo of the past intertwines with a digital future that dares to embrace the poetry of the present.This work, born in 2022 from a mix of techniques, challenges the boundaries between the artificial and the natural, between the tangible and the evanescent, offering an aesthetic experience that vibrates deep in the soul of the observer. In fact, T-Rose draws inspiration from artistic tradition, reinterpreting it digitally, and casts its gaze toward a tomorrow where art evolves and contaminates itself with new technologies. The juxtaposition between the delicacy of petals and the coldness of pixels becomes a metaphor for a world in constant transformation, where analog and digital merge in an unexpected harmony.”

Art Curator   Lisa Galletti

「アートという計り知れない巨大な宇宙の中で、『T-Rose』は視覚的な呼びかけ、テクノロジーと伝統の融合として存在しており、そこでは過去のエコーが現在の詩を敢えて受け入れるデジタルの未来と絡み合っています。これは2022 年にさまざまな技術を組み合わせて誕生したこの作品は、人工と自然、有形と儚いものの境界に挑戦し、見る人の魂の奥深くに響く美的体験を提供します。実際、T-Rose は芸術の伝統からインスピレーションを得て、それをデジタルで再解釈し、芸術が進化し、新しいテクノロジーで汚染される明日に目を向けています。花びらの繊細さとピクセルの冷たさの並置は、アナログとデジタルが予想外の調和で融合し、絶え間なく変化する世界の比喩になります。」

Art Curator   Lisa Galletti

 

 

 

 

 

2024.6
フランス アート誌 “République des Arts”に掲載 (パリ・フランス)
作品『鶴と桜7、November Dream,Candle Rose,T-Flower3-2』について

評論家 フランソワーズ・イカール氏

2021年、芸術文化勲章を受勲。
芸術振興協会ARTEC会長、ヨーロッパと世界の女性アーティスト市民の会アルトゥエルスグループ会長、ラバーゼ事務局長、フランス芸術記者組合会員、職業芸術家組合会員、芸術・科学・文学会員。SMLH(レジオン・ドヌール勲章会員協会)準会員、ヨーロッパ芸術科学文学アカデミー(AESAL)会員。
トゥール大学を卒業後、ルーヴル美術館の肖像画家であった父のもとでデッサンとパステルを学ぶ。教師としてのキャリアをスタートさせ、BTS(上級技術者免状)のコミュニケーションと心理社会学、創造性を専門に指導。
ラジオ番組の司会、テレビ出演など多くのメディアでも活躍している。

 

評論文(翻訳)

再構成の恵み
「鶴と桜」は一見、花の中を飛ぶ鶴を描いた古典的な絵画のように見える。実際、主題は明確に定義されているが、これを生み出すために使われた技法はまったく革新的だ。

これは絵筆を持った画家の作品ではなく、コンピューターのマウスを使ったグラフィックデザイナーの作品なのだ。この黒い背景に光のエレメントを走らせるために、ブラシは使われていないが、用紙の処理が施され、具象的なエレメントが描かれる前に最初のカラー印刷が行われている。花の真ん中にいる2羽の鶴は私たちに春を取り戻し、桜は鳥たちの友情あるいは愛情関係の背景となっている。
秋は茶色と黄色の色調で表現され、ベージュと白の色調で描かれた繊細なバラの花が際立っている。化学的な処理によって、バラの背後にはある種の青みが生じ、またバラの色の一部を吸収しているようにも見える。まるで秋の終わりを告げるかのように、夏の間、自然が私たちに与えてくれたこれらの美しい花々は、間もなく姿を消す。

「キャンドル・ローズ」は、見事な赤い薔薇を表現している。一見、謎めいたタイトルだが、絵の中には蝋燭は描かれていない。実は、ここで話題にしているのは、薔薇を照らすキャンドルの光なのだ。

「Flower 3-2 」は、化学的な要素よりもデザイン要素が強い構図だ。
この作品の全てに魅力を与えているのは、投影された影、葉、そしてしなやかな茎の先に咲く花である。女性らしさ、柔らかさばかりでなく、情熱の赤も象徴している。

 

 

2024.3
『サロン・ド・アール・ジャポネ2024』 出展 (パリ・フランス)
作品『鶴と桜5』について 

  

評論家 アラン・バザール氏

フランス芸術家協会ル・サロン絵画部門代表
ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール賞、フランス国海軍賞などを受賞。
*ル・サロンセザンヌ、ルノワール、モネ等、美術史に残る巨匠を輩出してきた世界最古の美術公募展。

コメント(翻訳)

『MIYOKO氏は、現代的なアーティストであり、デジタル技術を用いて手作業で作品を描く。この驚くべき構図で、伝統的な側面を持つ題材を表現することに成功している。』

 

 

2022.12
A.M.S.C (国際美術評論家選考委員会スペイン支部)プロジェクト “Art En Accion”にて (スペイン・マドリード)
*当プロジェクトで『バジェ•デ•ロス•スエニョス財団にて作品’Herat Wave’ 永久収蔵』(スペイン・マドリード)
及びグランドコレクション賞 受賞(作品:Heart Wave,Candle Rose, Sakura, Arrange1,Arrange11)

A.M.S.Cにて評論ビデオを制作 

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評論家 マリア・ドローレス・アロージョ女史

マドリード・コンブルテンセ大学美術史博士。マドリード・コンブルテンセ大学情報科学部教授。
1980年より美術評論の活動、「美術用語辞典」「カイエターナ・アルバ公爵伝記」を執筆(アルデバラン・エディトリアル社刊)。美術評論家として「クリティカ・デ・アルテ」「ゴヤ」「エル・プント・デ・ラス・アルテス」他各種美術誌に執筆多数。国際美術評論家協会(AICA)会員。スペイン美術評論家協会(AECA)会員。

評論家   アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ氏

「インヴェスティガシオン・イ・アルテ」及び実験的画廊「ART ROOM」ディレクター。
「テク二タッサ・アルテ」技術ディレクター。国立美術作品鑑定協会会員。
バレンシア理工科大学経済エンジニアセンター、美術品鑑定エンジニア・国際大学マスター取得。
国際美術評論家協会(AICA)会員。スペイン美術評論家協会(AECA)会員。

 

 

2022.5
『第27回オアシス2022展』出展 (大阪・日本)

作品『Heart Wave』について

評論家   アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ氏

A.M.S.C.スペイン本部評議委員長。画廊経営の傍ら、国立美術作品鑑定協会会員、国際美術評論家協会(AICA)会員、スペイン美術評論家協会(AECA)会員などとしても活躍。アートマネジメント会社「インヴェスティガシオン・イ・アルテ」代表、及び実験的画廊「ART ROOM」ディレクター。

コメント(翻訳)

『この作品がCGでありながら、バロック期の自然主義を感じさせることに驚愕した。ここに示されているのは、生命が循環するという特性だ。』

 

 

 

2022.3
『サロン・ド・アール・ジャポネ』 出展 (パリ・フランス)
作品『Herat Wave』についてのコメント 

※出展作品は、PCマウスで手描きしたものを壁紙素材の紙に出力したものです。

評論家 アラン・バザール氏

フランス芸術家協会ル・サロン絵画部門代表
ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール賞、フランス国海軍賞などを受賞。
*ル・サロンセザンヌ、ルノワール、モネ等、美術史に残る巨匠を輩出してきた世界最古の美術公募展。

 

コメント(翻訳)

『この作家は、最高レベルのコンピューターグラフィックスを使用した花の表現に優れている。
彼女はこの作品で、美学が最高に君臨する宇宙で花びら一枚一枚がかき混ぜられるように揺れ動く3次元のリアルな世界へと私たちを誘い、深く魅了する。』